笠鉾(かさぼこ)

笠鉾
笠鉾
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笠鉾
笠鉾

 昔の人々は、笠鉾には神聖な力が宿り、神様の乗ったお神輿が神幸する際、その行く手を清めたり、お神輿にお供して神様をお守りすることができると考えていました。
 妙見祭の笠鉾は9基あり、八代の繁栄や不老長寿などを願い、それぞれにおめでたい飾りがついています。毎年、祭りのたびに組み立て、解体をしています。部材の数は200~300個あり、釘を1本も使わすに組み立てます。もともと笠鉾は簡素な造りでしたが、次第に大型化し豪華になり18世紀中頃には現在の姿になったと考えられています。
 豪華になったが故に作りかえが難しくなり、修理や改造を重ねながら受け継がれ、江戸時代後期の姿を今に残しています。
 笠鉾は各町の保存会により大切に保管されています。祭り前には組み立ての様子を見学することもできます。              

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