30笠鉾 本蝶蕪(ほんちょうかぶ)

笠鉾 本蝶蕪
笠鉾 本蝶蕪
笠鉾 本蝶蕪
笠鉾 本蝶蕪

 笠鉾本蝶蕪は、旧八代城下の「本町」(ほんまち)から出される笠鉾です。
 笠の上に「本」の字、「蝶(町)」、「蕪(株)」をのせており、本町の株が上がる、つまり本町の商売繁盛を意味しています。
 本蝶蕪を出している本町は、江戸時代、八代城下町の中心となった町筋で、町の中央(現在の本町アーケード)を東西に薩摩街道が通っていました。
 1853年、将軍家に嫁ぐため江戸に上った篤姫もこの道を通りました。記録によれば、この頃すでに現在のような本・蝶・蕪の笠鉾が出されていました。

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