33笠鉾 猩々(しょうじょう)

笠鉾 猩々
笠鉾 猩々
笠鉾 猩々
笠鉾 猩々
笠鉾 猩々

 笠鉾猩々は、旧八代城下の「紺屋町」(こんやまち)から出される笠鉾です。
 猩々は、謡曲「猩々」に登場する仙獣で、孝行者の高風(こうふう)という青年に、どんなに汲んでもなくならない酒壷を与え、高風はこの酒を売って富を得たという物語です。酒壷をもった猩々人形が飾られ、紺屋町の商売繁盛と家門繁栄を祝ったものです。
 紺屋町は、球磨川支流の前川右岸に位置し、その清流を利用して、糸や衣類の染め物の町として発達したことが町名の由来といわれています。

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